setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言238 サーラ住宅 長久手展示場モデルハウスの解体見学会

 今日19日(日)にオーナー向けに、13年経ったモデルハウスがどう劣化したか確認するために本格的に解体する前に開催された。

 瀬戸から長久手IC前の交差点を左折。曲がる前から延々と車がグリーンロードの左車線に列をつくり、渋滞。ジブリ効果?雨が降っているので多分違う。展示場の西100m近くに『イケア、最後尾』の看板を持った方が。イケアに行く車なのだ。曲がって普段なら1分で行ける道を20分もかかった。

 長久手展示場の駐車場は満車に近かった。多くの人が訪れている。これから解体されるサーラのモデルハウスのすぐ横には、解体中のスエーデンハウスが。

 4年前、建て替えのため元の家の解体を見学したことを思い出す。重機が来てあっという間に壊してしまった。ヒノキの一枚板や松の柱など贅沢な木材も少なくなかったが、4年前は再利用するとなると余分に予算がいるようだった。現在は、建材が少なくなっていて再利用が増えているようだ。時代はあっという間に変わっているようだ。

 今回、ヒノキの柱を専門に扱っている業者が説明してくれた。ヒノキの生産量一位の岡山県にある専門業者だ。構造用に使われるヒノキの無垢材や集成材などの違い特性の説明を受けた。細かい説明は再現できないが、分かったことはこのマークが有るかどうか確認しないといけないこと。このマークは日本農林規格JAS』マークだ。このマークの付いたものの中で性能の良いヒノキ材がサーラには使われているとのこと。安価なハウスメーカーの中には規格に適合していないことがあり、木材は年数が経つと乾燥していく。反ったり割れたりすることがあるようだ。そうするとB玉が転がったり、ふすまの開閉が難しくなる。

 これから家を建てたり買ったりする人も多いだろう。住み始めてからはまず壁裏や床下の構造材を見ることはない。契約前にJASマークの有無を営業マンに確認するのも手だ。住宅は人生で多分一番高い買い物で長い付き合いをしなければならない。後悔はしないようにしっかり調べるなければいけない。

 当然若き営業マン古市さんも待っていてくれた。驚いたのは豊川のモデルハウスの若き営業マンだった小山さんも一緒に見学していた。自分たちがサーラ住宅に決める最終的なきっかけになった人だ。ネコと暮らす家づくりを一緒に考えてくれた。今は春日井のモデルハウスにいる。

 今回の見学会には多くのサーラの社員も来ていた。3月になるとこのハウスは完全に解体される。明日20日には多くの社員が参加して13年経過したモデルハウスを色々な視点から見学・調査・検査などなど。建てっぱなしではなく家が年が経つに連れどう変わっていくのか会社全体で考えているのだ(ちょっと褒めすぎたが)。いつまでも勉強していこうとする姿勢は大きく評価できるのではないだろうか。