棋聖永世称号獲得。瀬戸出身の超有名人になった『藤井聡太』さん。
蒸し暑い時期は夕方になると家の前に縁台を出し、うちわを片手に夕涼みをした。足元には蚊取り線香の入った豚さんを置く。家庭にテレビが入ってくると外に出ている人は少なくなる。
今日見つけた記事は、『瀬戸将棋愛好会』だ。昭和32年9月4日の記事だ。藤井永世棋聖さんの将棋の基礎になったお祖父さんが現役バリバリの時代だ。夕涼みしながら縁台の上で将棋を楽しんだ時代だろう。村田英雄の『王将』が流行った時代、テレビは普及していないこの時代娯楽は少なく、縁台の上で将棋や囲碁を楽しんだんだろう。お祖父さんもこの時代に縁台で涼みながら将棋を楽しんだと想像するだけで面白い。
同じ32年の同じ7月に囲碁の組織、関西棋院瀬戸支部ができるとある。どちらの組織も今も存在するだろうか。
昭和32年の新聞記事で瀬戸で起きた白マスク事件の続きを追いかけている。(事件の続きは別の記事で。)