先日、久しぶりに焼肉を食べに行った。昔からよく行く店だが最近はご無沙汰していた。息子たちとタイミングがあったので行く気になった。
瀬戸で焼肉といえばホルモンになる。値段が上がっていたのは残念だ。量も減っている。
驚いたのは、お客さんの中にいろいろな国の人がいるのだ。初めは歓送迎会だと思ったが、瀬戸川沿いの桜のお花見の帰りだったんだろう。若者が多いのだ。甲高い声で乾杯を繰り返す。「イーアルサンスー」と聞こえる。中国の方たちなのだ。飲み会をやっている。もう、羨ましい。自分にはチャンスが無い。
瀬戸も工場が増え、外国の方が徐々に増えてきた。数年前、我が家の建て替えでしばらくアパート住まいをした。部屋の上の階には中国の方が生活されていた。とにかく元気がいい。昭和の日本にあったあの元気さだ。勢いがあった。
飲んでいると、韓国系の方もいることにも気付いた。近いうちに国に関係なく乾杯ができるかもしれない。楽しみだ。
息子たちと、ルーツの話になった。容姿が、言葉遣いが、顔が、何となく似ているという。自分が今まさに考えていることなのだ。このことに気付くことは、息子たちも年とったことなんだろうな。
この焼肉屋の軒下にツバメが巣作りをしていた。我が家の近くには来ていないが、瀬戸にもツバメは来ていた。