ポスター展を開催してくれた佐々木氏は、ホームページでポスター以外にも映画について様々な情報が載っている。
その一つに豊橋の映画館が紹介されていた。丸物に映画館が、東映松竹スカラ座など多くの映画館があったのだ。なんと彼の辞書(しねとろ倶楽部)には豊橋には13館もあったとある。
そう言えば瀬戸にも映画館があったはず。自分が就職で瀬戸に来た時は、3つ営業していたはず。今はもうない。最後まであったのは末広商店街の入り口のパチンコ屋の2階で中央館といったはずだ。閉館して30年位経つが、パチンコ屋はけっこう長く営業していたはず。今でもどちらも閉店した時のままの姿で残っている。
瀬戸駅の西にもあり、成人向けの映画館だったので、さすがに狭い瀬戸、入る勇気はなかった。もう建物の残骸すらない。
自分が瀬戸に来た頃、宮前にもう一つあったことは覚えているものの、残念ながら明確に思い出せない。あったことは確かだ。調べると薬師町に瀬戸大劇なるものがあった。デパートゑびすやも昔はあり、頭の中で混同している。どちらも瀬戸川沿い。ゑびすやは宮前に近く、大劇は思ったより東にあった。今は建て替えられマンションになっている。
他に建物は残っていたが深川館と呼ばれた映画館があった。
写真は深川館の前身の陶元座だ。うなぎで有名な地下街の田代を西に入ったところにあった。自分が瀬戸に来た頃は名前が変わったがまだ同じ位置に建物は残っていた。妻は叔父につれられトラ・トラ・トラなどの映画を観に行った映画館が多分深川館だったんだろう。