町内の先輩方と会話していて、『よらめ』と言う訳のわからない言葉が。瀬戸弁を調べていても出てこない。旧瀬戸町、旧今村の出身の二人が『よらめ』だと喜んだ答えた。昔からある遊び道具を見ての話だ。
オハジキだ。豊橋で自分が覚えているオハジキは、ひとつかみしたのを投げ上げ手の甲に乗せ、もう一回投げ上げ手のひらで空中でキャッチするのだ。本来オハジキの遊び方は、指で弾くから名前が付いていたんだろう。瀬戸は本来の遊び方と同じで、豊橋方式を全く知らなかった。
先日、別の場でお年寄りに聞いたら『ヨラメ』は知らない、『オジャメ』だという。調べると瀬戸弁てオジャメはお手玉なんだ。今日の町内の集りでは、ご婦人方はオジャメは、お手玉と確認できた。しかしオハジキの『ヨラメ』の呼び方はあったと譲らない。
男の子の遊びでは、メンコがある。瀬戸ではカード。熊本の方は『ペタ』と呼び、岡崎では『ペシャン』と呼んでた。豊橋では『パンキー』と言ったと思うが自信はない。80代のお年寄りたちがたちまち小学生になる。
話すことで得るものが多い。先輩方ありがとうございます。