1年で一番夜が長いのが冬至だ。明日からは明るい日が増えていく。政治の世界でも早く明るくなってほしい。
今年の冬至は最強の寒波が襲って来くる中、豊橋の福井酒造に美味しい酒を買いに。9時過ぎに瀬戸を出た。外気温は2℃、豊橋の昼間は8℃まで上がったが、帰ってきた午後7時は3℃まで下がっている。たしかに寒い。
豊橋で午前中に小中学生が荷物を抱えて下校している姿を見かけた。寒風吹く中、一人の中学生が教科書やドリル・プリント類をそのまま抱えて、アゴで押えながら苦労して歩いている。別の場所では小学校の児童が背中に大きな袋を背負い、手にはいくつもの布ぶくろを持っている。22日は、愛知県や三重県では終業式なのだ。明日からはいよいよ冬休みだ。
昭和30年代は、どの家も30日頃が大掃除だったのでこの日はお手伝い。大晦日と三が日は親戚との行き来で真面目に親に従う。当然お年玉が欲しいからだ。
それ以外の休みは、子ども達は路地や広場に集まって真剣に遊んでいた。家にいると遊んでこいと叱られていたぐらいだ。メンコ、コマ、ビー玉、寒いときはおしくらまんじゅうや豊橋ではどす馬と呼んでいた馬とびなどの遊びで体を温める。自然と人数が集まる。みんな手にはしもやけやひび割れ、顔には鼻水がこびり付いていた。
今の子ども達は冬休みをどのように楽しむだろうか?