setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

鯉のぼりその1

 桜が終わると、新緑が始まる。そしてゴールデンウィークだ。4月29日は昔は天皇誕生日、今は昭和の日。5月3日が憲法記念日、5日がこどもの日。間の4日は昔は休みではなかったが連休を作ろうと休みになった。5月1日はメーデーだが休日にはならなかった。現役の頃秋の連休とともに今年はどうなるんだろうと楽しみにしていた。

 ゴールデンウィークが近づくと鯉のぼりを上げる家が多くなる。写真は昨年瀬戸市内を歩いていた時、見つけた鯉のぼりだ。江戸時代に男の子の節句として武士の家で始まった風習のようだ。『男らしく』『男なら』とか『女々(めめ)しい』『女らしく』などの言葉が当たり前のように残っている。自分も使ってきた。

 ニュースで、明治生まれの男性が一人もいなくなったという。自分たちの世代は明治生まれの祖父母に影響を受けて育った。もしかすると江戸時代生まれの祖父母がいたんだろう。男らしい、男なら、男だろうという言葉が当たり前のように聞かれた。自分は弱かったので、女々しいと言われていた。

 今日、森林公園の西側を車で走っていて鯉のぼりを見た。普通は黒・赤・青の真鯉・緋鯉・青鯉が多いと思っていた。今日見た鯉のぼりは、ピンクや水色が入っていた。時代はどんどん変わっていくのだろう。

 我が家の小さな小さな鯉のぼりです。