setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

瀬戸での水害を忘れてはいけない

 昨年の豊橋豊川での水害、瀬戸でも忘れてはいけない水害がある。昨年にも書いたがもう一度。昭和58年9月28日美濃加茂市木曽川が氾濫、大水害が発生した。その少し前、瀬戸でも衝撃的な水害が発生していた。

 この日瀬戸市の5年生の児童が水路に流され残念ながら亡くなってしまった。さらに、中学2年生の生徒まで水路に流されたが、幸いにも気づいた近くの人にしがみついていた生徒を助け上げた。

 瀬戸市以外でも、昭和区で5年男児が側溝に落ち流され、名東区でも1年生の男児が流された。守山区志段味でも5歳の男児がかんがい用水で流されている。名東区猪子石で中学3年の女子生徒2名が冠水した交差点の中で足を取られ1人は車につかまったが、もう1人の子は残念ながら不明になってしまった。下校時間に重なったことが5人もの子供の命を奪っている。

 中3といえばもう大人の体力や俊敏性を持っている。冠水すると普段とは見え方が大きく違い足元がわからない。しかも、流れがあるのだ。その流れは側溝や水路に向かって流れ込む。瀬戸は谷あいにできた町だ。瀬戸川やその支流に向かって雨水がどんどん集まりながら流れ下ってくる。1時間に50㎜を超える雨になると排水は追いつかない。排水路から逆流して道路が川になる。最近の雨は、川の様子を見に行くとか、豪雨の中を歩くことはやめなければならないのだろう。