先日中京競馬場にパノラマカーを見に行った。競馬ではない。パノラマカーだ。パノラマカーは名鉄のシンボルである。
競馬場駅前に行って、昼食で喫茶店に入った。
店内は、古いコカ・コーラの看板が。店長の若い頃の写真なども飾られている。でもそんなことぐらいでは「ほ〜と」感心する程度だ。
自分にとって瞬間的に昭和に時間旅行させられたのは、おしぼりだ。熱々のタオルのおしぼりだ。ビニルを引き裂いておしぼりを取り出し、顔を拭く。この日風が強く寒かったせいもあるが、自然に顔を拭いてしまった自分にも驚かされた。
いつの間にか世の中はおしぼりが紙のおしぼりに変わった。風情がない。タオルのおしぼり、残っていってほしい。