昨日のニュースで、小中学校から皆勤賞なるものが無くなるようだ。しかも積極的に無くす方向のようだ。地域によって扱いは違うようだが、休むことを否定しない、むしろ休むことを推奨すらしている。
頭の良い子は色々な場面で認められる。運動できる子も表彰される機会が多い。ただし最近は親の送り迎えができる子や高いユニフォームや道具などの部費を払える家庭に限られ始めている。
共働きで生活に余裕のない家庭の子は、学習面でも運動面でもその他芸術面でも、認められる場面は極端に減るのだ。
世の中は目立たず毎日を真面目に暮らす人がほとんどだ。真面目に毎日学校へ通う、こうした子を認めることは必要なことだと思う。休まないことが正しいことだという意味ではなく、健康で頑張ってやり通したこと、それも素晴らしいことだと認めたい。それこそ多様性ではないか。昔の何があっても学校へ行けスタイルの皆勤賞でなくなってもいい。形を変えながらも健康で学校に通ったことを認めたい。
