setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言367 土用の丑2023

 先日豊橋の友人がウナギを食べに行くとのラインが入った。豊橋のすぐ東の三日日に美味しい鰻屋があるとのこと。浜名湖のウナギは基本的には養殖だが美味しいとのこと。近年高騰して口に入れてない。テレビでは一色や関市のウナギのニュースが。えええっえ!2尾が何と8000円もする。もう本当に超高級魚になってしまった。生きているうちに果たして食べられるんだろうか。昔、『貧乏人は麦を食え』とどこかの総理大臣が言ったとか言わなかったとか。今の時代ドジョウも食えん。

宮前の地下街にある有名な鰻屋『田代』

 瀬戸もウナギで有名な店がある。宮前の地下街にある田代や南仲之切の魚六、五位塚の巴屋などは有名店だ。瀬戸は窯を焚く。1200度から1300度の高温で土を長時間にわたり焼き続ける。その体力をつけるためにウナギが、そしてゴモと呼ばれる短時間で食べられる五目飯が必要だった。さらにホルモンの焼肉、寿司の店も多かった。月2回ある給料日には宮前に来て、飲み食いそして遊ぶ。宵越しの金は持たないのが瀬戸の職人だった。火を使って焼き物を作る。栄養をつけないとやれない仕事だ。

 今年の土用の丑は7月30日だ。