setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言370 品野祇園祭 品野音頭

1. 踊り踊り扇をさらりと開きゃ アラチョイ アラチョイ
   山は花笠 けむりは手振り 

   窯の炎は舞の袖
    ソレ シンシン品野は よいところ
   ホンニ絵の町 唄の町  

    ヨイヨイ ヨイチャラリコ窯の町

2. 窯は窯は上出来 笑顔がゆれてアラチョイ アラチョイ

   さくら四月の お陶祖祭 

    ソレ シンシン品野は よいところ

   町は人波 花吹雪

     ヨイヨイ ヨイチャラリコ窯の町

3. 品野品野城址アラチョイ アラチョイ 

   松吹く風に尾張駿河
   旗なびかせた いくさ絵巻が しのばれる

 品野音頭は8番まである。3番まで書いてみた。

 品野音頭は、品野町の町制30年記念で昭和29年につくられた。昭和34年に合併して瀬戸市に加わる。瀬戸の景気は上り調子の頃だ。名鉄瀬戸線も瀬戸電と言われ名古屋城のお堀の中を瀬戸物を積んだ貨物列車が堀川まで走っていき、船に積み替えられる。

 品野祇園祭では浴衣を着て山車の後ろや各会場で踊る。『シンシンしなのはよいところ〜・・・』景気の良いころの音頭だ。「品野も宵越しの金は持たぬ」の世界だった。

 シンシン品野は良いところ~だったはず。自分が気づいたころは、焼き物産業が斜陽になりつつある時代だった。アリではなくキリギリスだった。

 品野祇園祭は7月15日(土)、詳細は明日何とかまとめてみたい。