負けず嫌いの代表的な言葉『ごんか』、先日ごんか祭について書いた。ごんか祭の中心に、ある人物がいた。自らもおやじバンドを編成し歌いまくっていた。20年以上経つ今でも活動している。名前を新しく『いろはにぽてと』に変えたそうだ。
彼は瀬戸弁を駆使して瀬戸人の暮らしを唄にした。『ごんか節』だ。ごんか祭のメイン曲であり踊りもあった。この曲の歌詞が面白い。
あのの あかすか あもすもなー
あよぶ あやすう いややわん
こそぐる しょびつる しゃしゃもなー
まんだ びたびた おそがー おっさま
ぶんぶ へこなす ござらっせる
すかくう すやくる ぶらくる
ぶったる ごも くれ きーなー ばー
やぐる ほかる のぉなる もーやーこ
今回は、一部だけ書いたがもっと長い。今は使われない瀬戸弁が多く入っている。よくここまで瀬戸弁を入れ込んだもんだ。彼に拍手したい。さすがど・瀬戸っ子なんだ。
知らない言葉も多々あるので調べたい。地域の先輩と話す機会が増えた。元来の瀬戸っ子は当たり前の言葉だが、よその地域から瀬戸に入った人間からすると未知の言葉がになる。一方で「そうそうそんなことも言っていた」になるし、反対に「ナンジャそれは!」になる。一緒に話していると面白い。