setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言545 せと末広商店街①

 瀬戸の西に住むと中心街の関心は自然となくなる。自分の瀬戸に住み始めたころから経済は急下降期に入ったころだろう。自分が瀬戸に来て数年間は末広商店街近くで過ごした。昔懐かしい末広商店街がどうなっているのか歩いてみた。

 50年近く前だ。入社して最初の日曜日、なんと宮前は人であふれていたのだ。藤四郎まつりで大騒ぎ。バカ道路には駐車場はできていなく、広い道路には屋台が並び、お化け屋敷まで興行されていた。わけが分からないまま人込みの中で歩き回った記憶がある。当然商店街はお客さんでごった返していた。就職したての自分はまだ給料日前で、遊ぶ金がなかった。独身時代は末広商店街の東の肉屋の隣の『みはと食堂』や喫茶『ダン』にはお世話になった。

 地図は平成の初めの末広商店街だ。左の広い通りがバカ道路だ。末広商店街はバカ道路で西と東に分かれる。東の入り口には2階が映画館1階がパチンコ屋、さらに東にもう1軒のパチンコ屋があった。パチンコアサヒセンターの北にさくら書店があるが、自分が来たときはまだ大きな(?)デパートがだった。えびすやという名で5階だでだったんだろう。屋上には子供用の遊び場が定番のようにあった。ビヤガーデンもあったはずだ。

 このデパートは昭和の末にはなくなり、解体後は地下に書店・着物のレンタル、ビデオレンタルが、地上は駐車場となった。今年からは 瀬戸の焼き物体験型複合施設『STUDIO894(スタジオ ヤクシ)』ができ、巨大な招き猫が迎えてくれる。

 巨大招き猫の後ろから末広商店街に行ける。今は空き地になっているが、マルシェが開かれる日には、キッチンカーが出店する。