setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言552 第2回『せと歴史探訪』の講座に①

 12月1日は講座の2回目。真面目に受講した。講師の先生は、前回に続いて文化財課の佐野先生だ。題目は『瀬戸の城・館跡』。

 自分は歴史は苦手だ。歴史の流れを理解していないのだ。佐野先生はさすが専門家だ。城の規定も難しい。堀があるのか、石垣や土塁・建物はどうなっていたのかなど専門家による遺跡調査をし、さらに色々なところに残っている古文書などを読み解いていくのだろう。

 当時の人間の対立関係を調べる中で、有利な地理的な位置に城を配置を考える。歴史の中で瀬戸がどういう位置にあったのか、それも貴族から武士へ、戦国時代へ、など時代の変換点から、瀬戸にあった城を考えていく。

 戦国時代、瀬戸は松平(今川方)側なのか織田側なのかで20以上もあったと言われる城が分かれるという。今の国道363号線ぞいに城が点在している。363号線は昔の中馬街道になる。北東の品野に松平側の長江氏が、南西の赤津・菱野・今村には織田側の松原氏が前線で争っていたのだ。

品野にあった桑下城跡
今村城跡

 非常にわかりやすい講座だった。真面目に話を聞いたが、自分が理解したかどうかは別問題。