setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言252 中京競馬場 懐かしきパノラマカー③その2

 東第1駐車場に止めて入場。パノラマカーを見て、西の玄関から名鉄競馬場前駅に行って、駅員さんから直接入場券を買う。自動発券機には入場券はないからだ。通過する電車の写真を撮ろうと思った、撮り鉄なるものにもチャレンジしたい。

 構内に入って駅を通過する電車を撮った。パノラマスーパー2200系の電車の撮影ができた。そんなことは大したことはない。その後に入場券を持って改札口に行って駅員さんに渡す。その駅員さんと直接会話できたのだ。自動発券機では絶対にありえないことだ。駅員さんから購入し返却する。その過程で余分な会話をしてしまう。パノラマカーが見たかったのですと伝えた。すると彼はパノラマカーの運転手をしていたとのこと。そして、パノラマカーは運転席が2階にあるためにはしごを登り狭い運転席で操縦する。大変だったことを教えてくれた。

 パノラマカー始め名鉄の歴史を伝えてくれるはずの博物館、可児市にあった名鉄資料館は今は閉館している。駅員さんは歴史を伝えられないことを残念がっているが、維持するお金もないと教えてくれた。

 

   駅員さんは、入場券を記念に持って帰ってもいいですよと教えてくれた。さらにこの駅に入場した証拠の印まで押してくれた。人と対面して教えられたこと。内容は本当に偶然かもしれない。でも彼との会話は、ネット社会で自分の要求するものしか出てこない世界とは違うと感じた。久々に肌のふれあいを感じた数分の出来事であった。