昭和の子どもの頃の時代、豊橋の小学生だった自分は、夏休みの夜中に友人たちと行った公園でやっていた映写会。当時なんと呼んだかもう覚えていないが、野外シネマがあった。多分午後7時ころから始まったんだろう。陸軍墓地の南にある公園で夜映写会が毎年あり楽しみだった。屋台が何軒も立ち並び、雰囲気は最高。子どもの自分も興奮しきりだった。多分チャンバラやエノケンやアチャコの喜劇だったんだろう。夏の夜だから幽霊物だったかもしれない。
映写中、フィルムが古いのか途中で切れて画面がカラカラカラといいながら真っ白になってしまったことが思い出される。白熱電灯の光がつくと周りの人の多さに驚かされるとともに、友人を探す。
豊橋では数年前から星空映画会が開かれているようだ。復活しているのだ。うらやましい。しかし夜なのだ。車で行き来できる自信がない。
こうした取り組みを実現できるのはきっと裏で活動している人やグループがあるんだろう。 頭の中にしねとろ倶楽部の佐々木氏が出てくる。地域のために活動しているんだろう。すばらしい。