現代の瀬戸っ子には分からない言葉ばかり。瀬戸弁満載のごんか節。瀬戸に来て45年しかならない自分には、とても太刀打ちできる代物ではない。地域の先輩に協力してもらいながら、今の言葉に変換してみた。AIにはたぶんできないだろう。誤訳もあると思う、見つけ次第訂正していく予定。
ごんか節 1番前半 1番後半 2番前半 今回の2番後半で全部。作詞した人は凄いごんかの気性の根っからの瀬戸人だろう。
は~たーもなぁこと うろこいとらんで
大したことでもないのに くよくよするな
ごがわく きんのぉ どついたれ
腹が立った 昨日は ぶっ飛ばせ(忘れよう)
は~ちょーすいとる かまぐれ かまやき
偉そうにしている 窯の職人や 窯のお偉いさん
つっと やまいき ちょうらかせ
さっさと 旅行や料亭に連れていき (一杯飲ませて)ご機嫌にさせろ
ほやほや ほやほや
は~瀬戸は 火の街 土の街
瀬戸は 火のまちだ 粘土のまちだ
匠(たくみ) 築いた 陶(すえ)の街
職人が つくり上げた 焼き物のまちだ
は~ばんげ ねしまに もろにでりゃ
夜更け 寝る前に 陶房(焼き物工場)に行くと
ぬくたぁ ごんかの におがする
熱い 負けず嫌いで強情者の においがする
20年ほど前はこのごんか節の歌に合わせ踊ったのだ。ごんか踊りだ。小学校の運動会でも運動場いっぱいに広がって踊った。今二十歳代の瀬戸っ子の中には、頭の上で手をたたきながら飛び跳ねていたことを覚えている人もいるんだろう。当時の動画がないのが残念。かろうじて練習用に使ったんだろう動画を見つけたので、ごんか節のイメージを感じてほしい。
藤井八冠の登場で瀬戸に火が着き始めた。何となく末広町商店街あたりに面白そうな気配がしてきた。