21世紀に入りごんか祭が始まった。瀬戸の青年会議所が地域活性化のためとまちづくりを目的に始められた祭だ。たぶん十年近く続けられたんだろう。瀬戸の宮前(深川神社の南側)のバカ道路周辺で大騒ぎをした。
昭和の時代、月2回(14日と月末)あった給料日、この周辺は人であふれていた。宵越しの金は持たないことが瀬戸の人間だった。80歳前後のお年寄りに聞くと、当時の給料は3000円ほど。14日に1000円、月末に500円ほどもらったとのこと。500円は天引きされた。休みはほとんどなく週6日、残業も多かったとのこと。辛くても働くことは楽しかったとのこと。
人であふれていた瀬戸、もう一回作り直そうと始まったごんか祭のメインテーマがごんか節なんだろう。瀬戸弁ばかりで歌詞が書かれている。
今回は1番の後半を。前半の歌詞は、こちらから。
は~ ばんげ ねこなし かんこして
夜が更けて 寝ないで 何とか工夫して
窯に 火をくべ ぼわれとる
窯に 火を焚き 時間に追われてる
は~ おーじょ こいとる ごっさんも
途方に暮れている 奥さんも
ぐろに おらずに ごんかふけ
ふちっこに いないで 大きな顔をしようよ
そうだ そうだ
は~ えらあ ぼわれる だちゃかん じん
疲れて (次に何していいか)分からない ダメな奴
いのっちぎりに ひずを出せ
思いっきり 元気を出せ
は~ やぐう にすうに おおたあず
弱虫 のろま いいかげんな奴
いつか けなるー ごんかもん
(だけど)いつかは なるはずだ すごい奴に
やりすぎの感はあるが、楽しかった。