10月5日が今村の八王子神社の秋季例大祭だ。簡単に言うと今村のお宮の秋祭りだ。お祭りでは子供たちが獅子頭を持って町内を練り歩き、馬子たちが馬を連れて町内を回る。写真は昨年の川西公園での様子だ。
9月7日は、馬子をやる今村の人達が牧場に行き練習をすると聞きつけ見学させてもらった。人間同士の付き合いでも難しいのに、馬と付き合うのだ。馬は頭の良い動物で相手をみると聞いたことがある。しかも臆病だ。馬を扱うのは素人には大変なことなのだ。
長久手の愛・地球博会場の西にある『川長牧場』だ。基本的に牛の牧場だが一緒に祭り用の馬を飼育している。長久手や瀬戸の山口・幡山・菱野・今村などの嶋の馬が10頭ほどがこの牧場で育てられた。長久手の警護隊の祭は愛知県の無形民俗文化財で有名で多くの観光客が集まる。長久手のお祭りの馬もここ川長牧場で生活している。
川西嶋にやって来る馬は今年も写真のこの馬だ。この馬の名前は『ブチョー』だという。命名した人が部長だったのだろう。10年ほど前、今村では川西嶋で2頭、寺山嶋、北脇嶋、市場嶋でそれぞれ1頭の合わせて5頭の馬を出していた。今は川西・寺山・北脇各1頭の3頭になった。お祭りを維持するのは大変なんだと改めて感じた。