setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言288 自治会について考える2

 平成前期までは町内会は活発だった。昭和生まれの団塊の世代で、町内会活動は当たり前の世界だった。

 自分の町内は、昭和50年頃は子供が120人以上もいて、町内で運動会もできた。自分が役をやった数年前は、敬老会の対象者(75歳以上)が130人もいた。子供会は30人もいなくなった。完全に数が逆転している。

 自分たちの代、敬老会は自治会単位で市や福祉協議会が中心で行っていた。しかし個人情報の関係で市が敬老会対象者の名簿を出さなくなり、しかたなく自治会は町内会単位で行うと決めた。市は個人情報だから出せない。でもやってくれとの一点張り。自治会も敬老会をなくすことはできない。

 昨年度は自治会単位の敬老会に戻っていたが、誰が対象者か全くわからない状態で、組長が家々を回って参加者を募ってくれとのこと。もう丸投げになった。  

 自治会の役員は年寄りが多く、実直で真面目。悪い言い方をすると融通が効かない。若い人達を巻き込んだ自治会などできないのかも。

 そんなことを考えていると、ある方から、法人化するという方法もあるという。

 まもなく統一地方選挙がある。考えてくれる候補者はいるだろうか?市会議員や市長候補者に聞けるチャンスは有るだろうか。

 自治会なんて思ったより歴史はない。子供の頃からあったから当たり前だと思いがちだが、戦後だ。たかが数十年だ。時代に合わせて変えてもいいはず。いや変えなければならない。若い方が進んで参加できる町内会や自治会を考えねば。