桜が咲いて、新しい年度が始まった。現職の頃、楽しみだったのは、花見、そして歓送迎会。新入社員として豊橋から瀬戸に来た。もう半世紀近く前だ。
花見は定光寺の正伝池だった。当然先輩と場所取り。持っていった食料以外に池の南側にあった店から、おでんを買ってきた覚えがある。花を楽しむ余裕がないほど次から次へとビールが注がれる。今の若者が飲まないのが不思議だ。そんなことを言うと、〇〇ハラになる。
当時歓送迎会は料亭がメイン。魚清、魚伝、岩屋堂の角甚、権兵衛、深川荘、双葉屋、定光寺駅近くの千歳楼などの料亭はもう無くなった。角甚は店の形や場所を移して残っているが、他は姿を消した。(千歳楼は心霊スポットとして有名?)
時代の流れだ。老いては、若者に従おう。