setokouchanの日記

とうとう72歳、今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記&記録として毎日記事を書いています。

瀬戸市のコミュニティバス②

 安城の博物館に行ったときすれ違ったバスの名前が『あんくるバス』だ。安城市内をくるりと回るので名前が付いたのだろう、面白い。豊田市は『おいでんバス』、小牧市は『こまくる』と名前が付いている。瀬戸市は『コミュニティバス』なんと面白みがない名前だ。瀬戸市のすぐ隣の尾張旭市には『あさぴー』という面白い名前が付いているバスがある。自分の住んでいる地域のすぐ近くを走っている。比較しないわけがない。

 瀬戸のコミュニティバスについて我が町内のお年寄りは愚痴る。「満員で乗れない事がある」「陶生病院に行ったっが、帰りの便がない」「ほかの交通機関との時間がずれていて乗り継げない」など言い出したらいっぱい出くる。あさぴーは尾張旭市役所を中心にして市の東側西側それぞれ周遊バスを出している。しかも右回り左回りとあり、コース上の目的地には右左どちらに乗っても行ける。

 あさぴーは乗車人数は23人、これなら仲間で誘い合って気兼ねなく乗ることができる。車いすも乗ることのできるあさぴーもある。瀬戸のコミュニティバスを委託している会社は東郷町の周回バスも運営している。なんとこんなかわいい素敵なバスだった。その名前も面白い『じゅんかい君』だ。多くの市町運営のバスは基本的に周回バスだ。しかも定員も余裕がある。

 瀬戸のコミュニティバスは一方通行だ。我が町内近くを通るのは、『陶生病院』行きか『水野のイオンみずの』行きになる。定員が10人程度のバスでは終点近くで乗りたい人は満員の可能性が大きい。もし乗れたとしても帰りのバスの本数がない。周回するなら時間はかかるが必ず元のバス停に帰ってくる。今のままでは初めからあきらめてしまう人が多くなる。免許返納するお年寄りは増えないだろう。