写真を撮ろう。家造りの過程が分かるように、写真で記録を。
解体時から、地盤改良、祭事、基礎工事などで3~4ヶ月はかかった。棟上げが始まると、どんどん家の形が出来上がっていく。
年金生活なので朝と夕方の2回顔を出すことができる。差し入れをしつつ、変わっていく我が家を記録する。
大工さんと顔を合わせチョットだけ喋る。邪魔をしない程度、チョットだけが大事な気がする。サーラの大工さんは、多治見の方で、暗くなっても発電機で照明をつけ頑張って見えた。丁寧に作業される。頭が下がる。
自分は古いタイプの人間かもしれないが、目を合わせることって信頼性が格段に上がる。テレワークもいいが、時には生の顔を見ることは必要だ。さらに、酒を酌み交わすことも、と言うと煙たがられるだろうが、これも良かった。
五輪の世界が地に落ちそうだ。古い形態でしか進められない昭和の悪しき慣習が今だにハバを効かせている。自分の若い頃は、接待という言葉は当たり前だった。年寄りは、良き時代を忘れられない。
台風は、大雨を降らせながら峠は過ぎた。台風一過を期待する。
次の日の朝は、早朝は雲があったものの、9時になるとこのように真っ青な空。直射日光がまだ痛いくらい強く感じた。