setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言575 PHEV 歴史民俗資料館へ 特別展『みよしと戦争』②

 支那事変国債大東亜戦争割引国債時報国債などと書かれた国債券だ。『今から備えよ、子供の為に』などの言葉もある。昭和11年から発行されるようになった国債昭和16年には国民の総所得を超えてしまう。昭和20年の終戦の年には1480億円にまで膨らむ。昭和15年の頃の公務員の初任給75円の時代、国民は莫大な借金を抱えて終戦になる。そして国債は紙くずに。

 日中戦争から太平洋戦争に突き進む中で、『月月火水木金金』『進め!1億火の玉』などの言葉が、さかんに言われた。

 

 『火の玉』?最近どこかで聞いた言葉だ。国家予算が過去最高額になり、国債の利子だけで凄い額になるという。国会で話し合いもされないままいつの間にか、軍事兵器を生産輸出もOK、戦争ができる国になってきた気がする。昭和10年代と、なんとなく似てきたと思うのは自分だけだろうか。