setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言413 広島の原爆

 8月になると気になること、戦争だ。姉が終戦の年に生まれたので、姉の歳は忘れない。しかし兄の歳はぱっとは出てこない。

 自分は末っ子なので戦争など昔の話、ゼロ戦レッドや紫電改のタカなどマンガで覚えた。漫画の世界では、常に相手を負かす強い日本軍なのだ。勝〜て嬉しい花いちもんめ、なのだ。

 そんな脳天気な自分だって、原爆は知っている。一発の爆弾で一瞬にして7万人もの命が、さらに7万人が1年以内に亡くなっている。悪魔の兵器なのだ。それが当たり前のように抑止力として積極的に持とうなんてとんでもないことを言い始めている。兵器の製造、さらに造った兵器を外国に売ることまで考えている。その延長線沿いに核兵器もあるんだろう。

 太平洋戦争は、負け〜てくやしい花いちもんめと考える為政者がなんとなく増えてきた。悲惨な戦争の体験した人が超高齢化してほとんどいなくなってきた。うるさい年寄りが減ってきたのだ。戦争は勝っても負けても悲惨だ。一番知っているのが日本はずだ。