大正ロマン。自分の父親は太正6年生まれだ。ロマンなんて感じないうちに昭和になり戦争に翻弄されている。大正ロマンを知っている人は自分の周りには当然いない。
資料館を見学していると、現代につながるものも少なくない。
メンソレータム、仁丹などの昔懐かしい商品名が。どちらも現在でも販売されている。
昭和生まれの自分にも覚えている。でももっと子供時代に当たり前にあったのは赤チンだ。ケガをするたびに刷毛みたいなもので塗られたことを覚えている。いつの間にか姿が完全に消えた。越中富山の薬売り(家庭常備薬)が来ると紙風船をもらえたので待ち遠しかった記憶もある。
年寄りには楽しい思い出でもある。