setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

濃尾地震 根尾谷断層 その2

 明治24年におきた濃尾地震は瀬戸でも大きな被害を出した。瀬戸から震源地である根尾谷は80km離れている。M8.0の直下型の地震だ。先日の1月1日におきた能登地震日本海側が発生源の地震だったが、尾張旭の親戚からの帰り道、アラームが鳴り、しばらくて信号待ちの車が揺れた。「ゆっさゆっさ」という感じだ。

 濃尾地震で瀬戸の窯は土で固められてできている。全ての窯が破壊されたのは理解できる。震源地では上下に6mも地面が動いたのだ。

 6mとはビル2階分になる。断層観察館で実際に見てみるとその凄さがわかる。根尾谷から福井県まで100kmもない。福井県は多くの原子力発電所が集まっている。

 客は自分ひとりだけ。根尾谷とは淡墨桜のほうが圧倒的に有名だが、巨大地震震源地だったことも忘れないようにしたい。