明治24年におきた濃尾地震は瀬戸でも大きな被害を出した。瀬戸から震源地である根尾谷は80km離れている。M8.0の直下型の地震だ。先日の1月1日におきた能登の地震、日本海側が発生源の地震だったが、尾張旭の親戚からの帰り道、アラームが鳴り、しばらくて信号待ちの車が揺れた。「ゆっさゆっさ」という感じだ。
濃尾地震で瀬戸の窯は土で固められてできている。全ての窯が破壊されたのは理解できる。震源地では上下に6mも地面が動いたのだ。
6mとはビル2階分になる。断層観察館で実際に見てみるとその凄さがわかる。根尾谷から福井県まで100kmもない。福井県は多くの原子力発電所が集まっている。