setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言144(品野陶磁器センター)

 品野陶磁器センターには、白地に呉須(ごす)の青で描かれた焼き物がどのように作られていたのかがわかるように、陶壁になっている。あまり目立たない場所にあるので、知らない方も多い。

 長さが10mほど高さは2mほどあるのか、とても大きい。30cm位のタイルがつなぎ合わされ1つの作品となっている。



 品野には、織田信長公の制札なるものが、加藤家に残され、その碑が加藤家の前に建てられている。信長は瀬戸の経済を発展させるために自由に焼き物の生産販売を認めた。その時の信長の書だ。その後、信長が岐阜に移ったため陶工たちも美濃に移動。いったん瀬戸の焼き物作りは下火になる。江戸時代になり尾張藩の初代藩主徳川義直の命令で、呼び戻され再び瀬戸が栄えることになった。


 陶磁器センターの壁画の中に、信長公も描かれている。是非探してほしい。

 同じように白地に青が特徴的な7番の眞窯さんの作品も出品されている。