臨済寺の住職にいろいろ教えてもらい、歩いて見学に。
教えてもらった話の中に、吉田藩の処刑場が臨済寺のすぐ南西にあるはずだからと言って探しに来た人がいたとのこと。住職は「寺の中には不吉な場所はつくらない。それは今の陸軍墓地辺りだと思う」と教えたという。
帰ってからネットで調べると、あさひ健遊会のウォーキングマップに書かれていた。あさひ健遊会が何なのかわからないが、細かに調べ地図を手書きで作成されている。郷土史の研究をされている方々が作ったのか。自分にとって楽しみな地図に出会えた。また豊橋市立旭小学校区を探索するためのアイテムが手に入った。
子供の頃、小学校に通うのに陸軍墓地の中を通っていた。1人で帰るときはとても寂しい道だった。処刑場跡だったと知っていたら気の小さい自分は絶対に通っていなかっただろう。
細い道（右の上の写真）を抜けると、表参道を横切って老松町に入る。もう安心だった。友達の家もあった。ちなみに最後の写真の先に不動院・東海道がある。道は真っ直ぐに繋がっている。タイムスリップして子供の頃に戻ることができる。
当時のテレビ番組にタイムトンネルがあった。陸軍墓地のこの道は、自分にとってタイムトンネルになっているんだろう。
