setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

⑩尾張33観音巡り(12月23日)その3

 ついていない時はそれが続くものである。札所の順番を間違えたことにより自分にバツが下ったようだ。三菱東海店の充電機故障、今度は、11番札所 観音寺に到着できない。

 国道247号線から行こうとした。ナビは名鉄常滑線の踏切を渡らせ、常滑街道を横切り、狭い道 山道に入る。途中で「目的地周辺に来ました。案内を終了します。」近くにいるのにお寺さんがある気配がない。行き止まりの狭い道に入り込んだり、常滑街道に参道があるはずだと探したり。何度も行ったり来たり、地域の人からは不審者と思われたと思う。

 右手、山には観音寺があるのにと思いながら、もう一度常滑街道を北に進む。もうやめようと思い、少し離れた信号を右折、更に右折。アピタがあったので遅い昼食と休憩をと考え南側の駐車場に向かう。なんとそこから山の上を奥へ続く道がある。もしかするとと思い走る。

 あった。観音寺への入り口があった。

 

11番札所 大悲山 観音寺 

 大悲山 観音寺(だいひざん かんおんじ)真言宗智山派の寺院で、聖観世音菩薩が御本尊だ。

 

 

 いろいろな霊場を兼ねているが、それほど大きな寺院ではなく、観音堂と弘法堂が並んで建っているだけの小規模(失礼)な寺院だ。知多半島でみてきた観光バスにのって大勢の参拝者がある寺院ではなく、お寺さんと呼ぶにふさわしい。お寺の裏の山側から車で入れる。

 南側の石段あたりから、昔は伊勢湾が見渡せ、尾張名所図会にも描かれている。昔は常滑街道からこの石段に通じる参道があったと思う。当時の参詣者たちは参道を下りながら、きっと伊勢湾を眺めていたんだろう。

 今ではコンビナートばかりで昔の面影はない。