予定した店で充電できずに通過、ナビに従い国道1号線を西に、途中、今 という信号を右折北上する。お寺で何かの工事をしているのか何台か駐車中。裏側にもあるだろうと、すぐ川沿いに右折。またやっちまった、狭い狭い道に入り込む。お墓はあるがお寺に続く道はない。大回りしてまた駐車場に戻ってきた。
海部郡蟹江町にある蟹江山常楽寺龍照院は真言宗智山派のお寺だ。 本尊の木造十一面観世音菩薩立像は、国指定の重要文化財に指定されている。半眼の目をした顔は優しく微笑んでいる。頭部の十一の顔は様々な姿に変身しあらゆる苦難から救済してくれることを意味しているようだ。
このお寺は行基が創建。あの東大寺の大仏を造ったことで有名な行基である。自分の地元の岩屋堂の大きな石のほこらにも、修行しながら行基が造った仏像がおさめられている。
地図を見ると、「信長街道」と呼ばれる街道が通っていた。興味を惹かれたが次へ行く。
また国道1号線に出て西へ。金魚で有名な弥富市に行く。ナビ通り行けば間違えようがない。今度はすんなり行けた。駐車場も広く停めやすい。
尾張33観音13番札所 大慈院
正式名を白樺山大慈院、通称弥富観音と呼ばれる。十一面観音菩薩をご本尊としている曹洞宗の寺院だ。
落ち着いた雰囲気のお寺だ。本堂でお参りをする。納経印は、本堂内の右手に置いてあり、自分で押印した。やはりきれいには押せない。
15番広済寺は、13番の龍照寺の北に位置するため、来た道を戻る。七宝焼で有名なあま市七宝町だ。
尾張33観音15番札所 広済寺
天桂山 広済寺 釈迦牟尼仏を御本尊とした曹洞宗の寺院だ。
観音堂には、御授観世音菩薩が安置されている。子授けの観音様だと思う。
寺務所で納経印をいただく。とても親切に対応してくれたことがうれしかった。
また、広島との関係があり、平和を祈念した塔が作られていたことも印象的だった。世界で唯一原爆の被害にあった国なのに、日本は核兵器禁止条約に署名しようとしない。おかしいと思うのは自分だけ?
車の電気が全くないので、途中の三菱津島店に寄り、16番札所甚目寺観音に向かう。PHEVは基本的には、電気で走る。失くなればエンジンで発電して走る。EV走行はとても気持ちがいい。でも少しでもエンジン音がすると気になる。
先客がいないことを願いながら走る。